本日午前は静岡で行われた「静岡人事労務勉強会」に行ってきました。
こちらは「トモノ社労士事務所」代表の三輪さんが主催する勉強会で、
主に、特定社会保険労務士、社会保険労務士、企業の人事・労務担当者が出席します。
会場のある静岡市に向かったら....
徳川家康公がお出迎えしてくれました。
なんだか、ほっこりしますね(笑)
今回のテーマは「介護離職防止対策」です。
社労士事務所に勤務する現役の社労士さんが講義をしてくださいました。
最近増えてきた問題の1つに「介護・看護を理由とする離職・転職」があります。
これは身内の介護や看護が原因で勤務している職場で働き続ける事が困難になり、
離職・転職をしてしまうというものです。
年代ごとに率の差はありますが、仮に40代50代の従業員が辞めたとしたら....
その年代の方は会社でそれなりの立場の方もいるので、
優秀な人材の流出=会社としての損失 という事もあり得ます。
そのためにリスク管理の一環としてこの問題と向き合う必要があるかと思います。
この問題に向き合うための支援をどこに求めるかと言うと、
・市区町村であれば「介護保険課」
・地域であれば「地域包括支援センター」が
主な所なのだそうです。
それらの機関と当事者をつなげてあげる事によって支援の連携体制ができます。
また、これらの活動を支援する法律があるそうです。
①育児介護休業法
②介護保険法
で、それらを根拠に、介護休暇の取得、介護給付金の交付、介護の諸サービスの支援が受けられます。
.....ざっくり言うとこんな感じです。
私は専門家ではありませんが、専門家につなげるための共通認識は得られたと思います。
支援の制度や給付金の存在など、万全とはまだまだ言えませんが支援の手はあります。
ただ残念なのは情報として知っている人が少ないという現実を感じました。
本日の報告は以上です!!
コメント