3月31日(火)の活動報告はフリートークの回という事で過去の経験から学んだ事について書きます。
突然ですが、皆さんは「会社に行かないで済んだらいいのにな~」とか
「仕事なんかしないで暮らせたらいいな~」などと思った事はありませんか?
あるある!!って思った方の数は決して少なくないと思います。
私も会社員時代はかなりの回数思いました。
では、「本当にその様な状態になったら幸せか?」と問われた時に皆さんはどの様に答えますか?
私には実際に会社に行かなくても生活できた時があり、その時の経験から確固たる答えを得ました。
それは.....
仕事をしなくても暮らせる日々は、地獄です!!、苦痛です!!、二度と御免です!!
というが私の率直な感想です。
「えっ!?」「どういう事か?」と思われる方もいるかと思います。
順を追ってお話しますね。
その経験なんですが、失業保険で9カ月暮らした時期があり、その時の経験がベースです。
最初の2~3ヵ月は気楽な状態でした。
仕事をしなくても失業保険がもらえる期間が9カ月もあるし、
貯金もあるのでガツガツ就職活動しなくても(大丈夫だろ~)と思いだらしない生活をしてました。
夜中の2時~3時までYoutubeなどを見て過ごし、寝たい時に寝て、食べたいものを食べる、
寝て起きたら外が暗かったので時計を見たら翌日の夜まで寝ていた...なんて事もありました。
そんな状況も3ヵ月を過ぎた辺りから変化が現れます。
昼夜が逆転して生活のリズムがめちゃくちゃになり、眠たいという気持ちが薄れてきました。
それと共に「寝る事が楽しく無くなりました」。
「寝る事の楽しみ」が無くなった日々は、それだけで苦痛の度合いが一気に上がります。
また、動いていないのでお腹が空きません。
その時は1日2食でしたが、お腹が空かないので1日1食に減り、
更には1日何も食べないでも平気な日が続きます。
何も食べないのは身体に良くない、
と思い無理して食べようとしましたがリバースしてしまいます...。
つまり「食べる事の楽しみが無くなった状態」です。
寝る事・食べる事、この2つの楽しみが無くなると
身体の代謝が落ちてきて、活動力そのものや自分の頭の意識が低下します。
この時、日常の何気ない「寝る事」「食べる」事ができるって幸せな事なんだな、
という事を骨身にしみる程感じました。
とは思ってみても、一旦ついた堕落の状態はすぐには改善しないし、
自分の意志がかなり弱っているので、
失業保険が終わるまでの期間はただただ地獄の様な日々でした。
失業保険が終わって貯金が無くなると「このままでは死んでしまう」
という不安が私の目を覚ましてくれたので復活する事ができましたが、
あのまま気力がないまま行くとこまで行ってしまったらどうなっていた事やら...恐ろしいです。
最後にまとめますが、今回の事で私が得た気づきは以下の通りです。
(あくまで私の個人的な感想です)
①ある程度の節度ある日々じゃないと人間は堕落してしまう
②寝る、食べる...何気ない日常の行為だけど、それは実はありがたい事だった
③ある程度ストレスに感じる事があるから、それに対処しようという気持ちが働く事で
人間は正気を保つ事ができる
④うつ病やこころの病で苦しんでいる人の日常、ひきこもり・ニートと呼ばれている人の日常って
こんな感じなんだろうなーという体験を元に得た気づき
細かい事は他にもありますが、大きな事だとこんな感じです。
よく「有り難い」は「難が有る」からありがたい、という話を聞きますが、
私はこの経験からそれが私にとっての真実なんだろうな、という実感を得ました。
今回の内容は以上となります。
長文ですみませんがこの経験が誰かの役にたてばいいな、
という事を願いつつ筆を置きたいと思います。
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