4月26日(日)の活動報告は、フリートークの回という事で、
反抗期の子供に対しての事を書きます。
相談員をやっていると「子供が言う事をきかない」「子供が反抗してくる」
という相談をうける事が多々あります。
子供さんが成長段階のどの時期かにもよりますが、
個人的な意見としては「親に反抗する時期は必要」という事を思っています。
あくまでも1つの意見・考え方として読んでいただけたらと思います。
それはなぜか?
子供さん自身の成長のためです。
どういう事か?
まず親を否定するという事は、親の考え方・価値観から脱却して
「自分自身としての考え方」を形成する必要がでてきます。
積んではくずれ、積んではくずれの積み木のように組み立てていきます。
それを親が与えてあげる事も大切ではありますが、
親と子供の人格・価値観が一致する事は多くはなく、
親が良かれとしてした事が子供にとってはそうではない、という事が多々あります。
ここで大切なのは子供さん自身が「自分の頭・感覚で悩み考える」という事です。
それが子供さん自身の成長につながります。
ですので「親の言うに素直に従う子供」は一見「素直でいい子」のように見えるかもしれませんが、
社会に出てから適応できずに問題を起こす危険性も持っているという現実があります。
これは相談員をやっていて、ヒアリングの過程で家族の事や成育歴を聞いてきた中で
私が感じた実感です。
学生時代は「親の価値観」を生き、社会に出てから「自分」を生きなくてはならなくなった時に、
現実に対応できなくなる形で問題が表面化する、といった状況になります。
もちろん親にとっては「今まで言う事を聞いてきた子供が反抗的な態度をとる」
という事は辛い事ですが「成長のための通り道」と認識する事で
お互いにとっての今後のいい関係につながっていくのではないでしょうか?
あくまで1個人の考えなので「こういう考えもある」という様に見ていただけたらと思います。
今回の報告は以上です!!
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