4月29日(祝水)はSNS相談がお休みだったのでオフにしました。
平日をオフにすると曜日の感覚がズレる感じがありますが、
これも経験と思い経験値を増やす事にします。
今回はフリートークの回という事で「アセスメント(状態を測るものさし)」についての
考察を書きます。
状態を測る(アセスメントをする)時に大切なのは「何を基準にどう測るか?」という事です。
また「図ったものをどの様に示すか?」という事も大切です。
これについては様々な業種・業態でノウハウの蓄積があり、
それぞれの状態に合わせて行っている事かと思います。
カウンセリングの世界にもさまざまなアセスメントの基準があり、
そちらに基づき状態の測定をやっています。
こちらは数値化できない事を見える化する事が多く、
どちらかというと感じる事が多い部分ではないかと個人的には思っています。
今回は私が組織を見る時に使っている状態の分け方の1つを紹介しますね。
今回紹介する見方は状態を3つの段階に分けます。
分け方は下記の通りです。
段階①(軽傷) 雰囲気の悪さのほころびを感じる
段階②(中度) 犯罪行為が起こる
段階③(重症) 殺人・自殺がおきる
自分の経験が元なので「こういう見方もあるのだな」と見ていただけたらと思います。
段階①(軽傷) 雰囲気の悪さのほころびを感じる
会社に訪問した時に従業員の皆さんに接した時や社内を見た時、
またはご家庭を訪問した時の雰囲気が明らかに良くない状態です。
主に下記の様な事を見受けます
(内部的なコミニケーション不足を感じる)
・挨拶をしても返事がない、または元気のない返事・ぎこちない返事が見受けられる
・一見雰囲気が良い様にみえるが、ぎこちなさを感じ「作られた雰囲気」を感じる
・従業員同士のあいさつができていない、ぎこちなさを感じる
(意欲の低下を感じる)
・場内(社内)の清掃が行き届いていない感じがある(ホコリの積り方などを見ると感じます)
・表情や動きに覇気がない
・整理整頓の乱れ
.....などなど。
他にもたくさんありますが、何かの拍子でポロっと見受ける回数が多いと雰囲気の悪さを疑います。
今のコロナショックの影響下だと、
・運送関係に従事している方、マスクを売ってる店員さん、医療関係に従事している人達に
暴言を吐く人が居る
・休校やお休みで動けない人達にストレスの蓄積が見受けられる、
と言ったところでしょうか。
人間の集まりなので日常的な行き違いはありますが、
「コミュニティの自己回復力」がある場合は自然と回復します。
回復力が低下した時やそういった状況が続いた時はこの様な状態になると見ます。
そんな状態ではありますが、面接などで溜まったストレスを吐き出してコミニティーの自己回復力を
回復させてあげる事で良くなる余事は十分にあります。
段階②(中度) 犯罪行為がおこる
①の状態が長く続くと雰囲気の悪さが発展して犯罪行為が発生します。
例えばですが、
・従業員の横領、着服、虚偽の報告など
・パワハラ、セクハラ、モラハラなどのハラスメント(虐待行為)
・飲酒運転による懲戒処分
...などなど。
いわゆる「新聞沙汰になる事」が発生する状態です。
発生源になっている本人も不幸ですが、周囲の人も深く傷つくので回復させるには時間がかかります。
段階③(重症) 殺人・自殺がおきる
行きつく所まで行きついた結果です...。
他者の命を奪う事で「お前が間違っている」
自分の命を奪う事で「自分が間違っている」という事を証明する、という状態です。
関係者にも深刻なダメージを与え、回復が困難な状態になります。
こんな事にならないためにも、早期の対処・予防が大切になります。
まとめ
では今のコロナショックの状態をどう見るか?ですが、
一部で「生活苦で強盗をした」などの報道を見ますので
「段階的には②犯罪行為が起こる」の状態に突入したと見ています。
状態が長期化すれば、倒産などで収入減を断たれた人達などから、
自殺者や犯罪に手を染める人の更なる増加の恐れがあります。
政府などの支援も大切ですが、現状としてアテにならない部分もあるので
地域などの支え合いがカギになるのではないかと見ています。
あくまでも1個人の意見・考察なので「こういう考え方をする人もいるのだな」と
見ていただけたらと思いますが、皆さんのお役にたてばと切に願います。
今回の報告は以上です!!
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