2月27日(土)の活動報告は勉強会で労働法改正について学んだ事について書きます。
参加した勉強会は「しずおか人事労務勉強会」で友人の社会保険労務士さんが月イチで実施している勉強会です。
(しずおか人事労務勉強会の詳細はコチラをクリックすると見れます)
今回の会場はこちらです!
静岡市呉服町にある「ふしみや会館」です。
中はこんな感じです。
個人的には昭和を感じさせてくれるレトロな感じが心地いいです。
今回は代表の特定社会労務士の三輪さんによる「労働法改正で押さえておきたいポイント」という事で、働き方改革慣例法の改正ポイントなどの説明もありました。
例を示すと、法改正で時間外労働時間に上限ができ、
・1か月に許容される時間外労働は100時間以内
・2~6か月平均の許容される時間外労働時間は80時間以内
・年間で許容される時間外労働時間は360時間以内
などの上限の規定ができました。
また、月の時間外労働時間が45時間を超える回数は従来通り年6回までとなり、違反をした場合は罰則の対象になる事となりました。
(特別条項の部分に罰則がついた、という感じですね)
時間外労働(残業)には様々な意見があり賛否が分かれています。
いくつか挙げてみますと.....
過労死の問題
度を超えた時間外労働は人体を蝕み、働く方を死に追いやる事が少なくありません。
電通の事例など有名なものも沢山あるのでご存じの方も多いかと思います。
私は社会人になりたての時に月200時間超という残業を経験しましたが、何のために生きているか分からない日々で、しんどかった事を覚えています。
そうかと思えば....
残業代が貴重な収入源という話もあります。
勤めている中で賃金アップがなかなか難しい現状もあるので、残業をやって稼ぐという考え方の人も一定数います。
(私も法律の勉強をする前はこの考え方でした....)
このお話しの落としどころはどこなんだろう......と考えた時、私は「ワークライフバランスの拡充」が1つの答えなのではないかと思います。
それはなぜか?
今日の勉強会ででた意見で出た意見に(なるほど!)と思ったからです。
日本の労働時間は先進各国と比べて多いという事は皆さんご存じの事かと思います。
その背景には有給休暇の取得などがなかなか進んでない現状があるのでは?という意見がありました。
日本も海外の様に長期休暇を取る習慣ができれば、時間的に海外と近い労働時間になるのではないかというご意見に(確かに!)と思いました。
ワークライフバランスを通じて主体的に自分の人生について向き合う習慣を作る事で、働く人たちの生きがいや生きていく楽しさに繋げる事ができたら、そんな事を思いました。
今回の報告は以上となります!
ちなみにですが、次回の勉強会は私が講師を務め「パワハラの現状」についてお話しをします。
コメント