3月19日(金)の活動報告はメンタルヘルスについて書きます。
昨日実施されたモニター会で「メンタルヘルス・メンタルヘルスケアという言葉を始めて聞いた」という方がいらっしゃいましたので、情報のシェアも兼ねてお伝えします。
まず「メンタルヘルス」ですが、直訳すると
メンタル:心
ヘルス:健康
となり「心の健康」を指します。
「メンタルヘルスケア」の「ケア」は注意・用心・心使い・配慮・世話をする事、を指します。
ですので「メンタルヘルスケア」は「心の健康管理」と解釈すると良いでしょう。
では「心の健康管理」とはどの様な事をすればいいのか?
まずは下のイラストをご覧ください。
ストレスの状態を図に表してみました。
まず、皆さんの心の中には「心の器」があり、日々その中に「ストレス」が流れ込んでいる、という事をイメージしてください。(器の大きさには個人差があります)
心の器の中がストレスでいっぱいになり、溢れてしまった状態が心の病を発症してしまった状態となります。
そうならないように適度にストレス発散をする事が「排出」(ストレスコーピング)となります。
このケースで言う「管理」とは、心の器が溢れない様に管理をするという事です。
①日々のストレスの流入量を減らしたり入ってこないようにする事
②溢れそうになったら排出する
と言った事が主な管理となります。
次に①②についてどの様な事をしたら良いのかを示します。
①日々のストレスの流入量を減らしたり入ってこないようにする事
自分のパーソナリティおよび日々の行動を理解する事から始まります。
自分の考え方・行動を分析して「ストレスになりやすい考え方」を見つけ改善を図ります。
具体的な方法については個人差があり、また個人でできる事には限界もあるので、カウンセリングなどを利用して専門家の支援を受ける事をお勧めします。
②溢れそうになったら排出する
リラクゼーションなどを通じてストレスの解消を図ります。
音楽を聴く・本を読む・映画鑑賞、などがありますが、身体と心はつながっているので、運動をするなどして身体面からのアプローチをする事も有効な方法と言えるでしょう。
ただし、心のエネルギーが低下している状態で一般的な「気力を使う気晴らし」をすると逆効果になる場合がありますので注意が必要です。
また「睡眠が不足している」という事もストレスの元になるので、休養をとる事も大切です。
今回の話をまとめます。
・メンタルヘルス:心の健康
・メンタルヘルスケア:心の健康管理
心の器からストレスが溢れてしまわないように管理する事。
となります。
現在、今回の内容+αと性格診断をセットにして2時間ぐらいの研修を実施しています。
健康経営を始めてみようとしている企業様、もしくは実施されている企業様。
1度ご検討してみてはいかがでしょうか?
今回の報告は以上となります!
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