3月22日(月)の活動報告は健康診断受診率の調査をして分かった事を書きます。
健康経営の勉強をしていて「健康診断受診100%を目指しましょう」という事が頻繁に出てくる事に違和感を感じました。
会社員時代には勤めていた企業が毎年健康診断を実施していたので「健康診断を受けるのが当たり前」と思っていましたが、何でそんな事を言うのか.....?
という事で早速調べてみました。
こちらは「厚生労働省:平成26年国民健康・栄養調査」から引用した健康診断の受診についてのデータです。
年代ごとに差はありますが、男性では約1/4の人が、女性では約1/3の人が健康診断を受けていないという事が分かり驚きました。
理由について調べてみたところ、主な理由は以下の通りです。
・時間がとれなかったから
・費用がかかるから
・心配な時はいつでも医療機関を受診できるから
・めんどうだから
事情はいろいろとあるようですが、素直に受け止める事ができない内容もありました。
これは個人的な主観ですが、男性の方が受診率が多いのは会社に勤めている方が多いからの様に感じます。
会社に勤めている方の場合は、労働安全衛生法(安衛法)で事業者には実施の義務、労働者には受診の義務が明記してあります。
ですがまだ100%受診とまではいかない現状があるようです。
今回の調査はここまでですが、国が医療費抑制のために実施している施策の背景にはこの様な現状がある事が分かりました。
引き続き調査を続け、分かった事がまとまったら再度発表しようと思います。
今回の報告は以上となります!!
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