3月23日(火)の活動報告はパワハラについて調査して分かった事がありましたので、その事について書きます。
経営者、管理職の方はぜひお役立てください!
結論を先に言いますと、下記の2つの発見がありました。
・部下が上司にパワハラをする場合がある
・同僚からパワハラを受ける場合がある
以下で解説します。
まずパワーハラスメント(パワハラ)ですが「労働施策総合推進法」(通称パワハラ防止法)が根拠になります。
以下の3つをすべて満たした事柄がパワハラに該当します。
①優越的な関係を背景とした言動であって
②業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより
③労働者の就業環境が害されるもの
今回は①について解説します。
①優越的な関係を背景とした言動であって
優越的な関係とは以下の3つを指します。
Ⅰ:職務上の地位が上位の者による行為
Ⅱ:同僚又は部下による行為で、当該行為を行う者が業務上 必要な知識や豊富な経験を有しており、当該者の協力を得 なければ業務の円滑な遂行を行うことが困難であるもの
Ⅲ:同僚又は部下からの集団による行為で、これに抵抗又は 拒絶することが困難であるもの
Ⅰは一般的に知られている上司が部下にパワハラをするケースです。
Ⅱは、その人しか知らない情報を持っている人、特殊な技能・資格などを持っているケースを指します。
職務上は部下であっても助力を得ないと業務ができない場合があります。
Ⅲは例えば職場の大勢で仲間外れにするケースなどです。数の暴力とも捉える事ができます。
結論ですが、冒頭で述べた「部下が上司にパワハラをするケース」はⅡ、同僚からパワハラを受けるケースはⅢという事です。
今回の内容はいががだったでしょうか?
パワハラと聞くと「上司が部下に威圧的な態度をとる」という事が一般的かとは思いますが、根拠をたどるとそれ以外にも該当するケースがあるため、注意が必要かと思います。
今回の報告は以上となります!!
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