事例検討会がありました 4月10日(土)の活動報告

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4月10日(土)の活動報告は電話相談員の事例検討会に参加した事について書きます。

450マスクを付けて会議(老若男女).jpg

本日は電話相談員の事例検討会に参加しました。
相談員として月イチの事例検討会への参加が義務となっているため出席したという経緯もあります。
実際に自分が相談員のとして対応した時では気づけなかった客観的な事に気づける事が大きなメリットだと感じます。

400電話で困る年配の女性

電話相談員の対応と言えば、基本的には相談者がある程度満足するまで関係を続ける事が役割だ、と考える方が多いかと思います。
もちろんそれが前提ではありますが、中には聞きづらい話もあり寄り添い続ける事が困難な場合があります。

例えば女性の相談員が性の相談に対応する際に、真剣に悩んでいるのかイタズラなのか迷う時があります。
またこちらが切ろうとすると罪悪感を感じるような言い回しをして何とか関係をつなげようと試みる相談者もいます。

400ベルが鳴る電話のイラスト

これは組織によって対応が変わりますが、中にはクレームをもらわないためにこちらからは切らないで関係を続ける場合もあります。
そうしますと、対応する相談員にとっては大きな負担になります。
場合によっては相談員が辞めてしまう事もありますので、扱いが非常に難しいです。

このケースの場合だと1つの判別方法として「こちらに対しての気遣いがあったかどうか?」を見る事があります。
性の話題はデリケートな内容なので、こちらに話してもいいか聞いてきたり、ある程度の関係性ができてから「実は他に相談したい事がありまして...」などと話題を切り出してくるような場合は真剣に悩んでいる場合が多いです。

400写真を送りつける痴漢のイラスト.jpg

反対にいきなり卑猥な質問をしてきたり、こちらについての配慮が無いまま話を始める人は、結果としてこちらの反応を楽しんでいる感じがあります。
またある医師の話では、精神疾患者のそういった事に応じた場治療が遅れる事もあるそうです。
ですので、受容だけではなく時には切る必要もあるという事です。

この辺りの事は経験を重ねる中で精度を上げていく事なので、経験を無駄にしないように研鑽を重ねていこうと思います。
今回の報告は以上となります!!