「ヤングケアラー」と呼ばれる子供たち   4月22日(木)の活動報告

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4月22日(木)の活動報告はヤングケアラーについて紹介します。

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ニュースでヤングケアラーというちょっと聞きなれない事を聞きました。
気になったので調べてみたら、社会構造の変化が子供にも影響しているという事が分かりました。

ヤングケアラーとは通常は大人が負うと想定されているようなケアを引き受けている子供を指します。
厚生労働省の発表ですと「法令上の定義はありませんが、一般に、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもとされています。」という見解をHPで発表しています。
例を挙げると下の様な事があるとの事です。
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(https://www.mhlw.go.jp/stf/young-carer.htmlより引用)

子供が家事を手伝うという事は昔からある事ではありますが、その負担が大きくなってる現状がある、という事だと感じました。
この事の何が問題かと言いますと子供の学業や進路に影響を及ぼしているという事が挙げられます。

下記は厚生労働省のHPにある報告書から抜粋したデータですが、調査に協力してくれた当該者は学校生活に対して以下の影響があるとの事です。

31.2% 学校にあまり行けていない(休みがち)
28.7% 学校生活に支障はない
12.3% 学校には行っているが、授業に集中できない、学業が振るわない
11.9% 学校には行っているが遅刻が多い

(https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000592954.pdfより引用 :)
(P25、P26にデータがあります)(上記は複数回答アリの結果です)

学校生活には支障は無い方も居ますが、何らかの支障がある方が多く、学校に行く事にも困難がある現状があります。

ではなぜこの様な事になったかと言いますと、背景には下記の様な事があります。

58.8% 年下のきょうだいがいるため
42.5% ひとり親家庭であるため
38.7% 親が家事をしない状況のため
31.9% 親が仕事で、家族のケアに充分に携われないため
36.4% 親の病気・障がい・精神疾患や、入院のため

(https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000592954.pdfより引用 :)
(P39、P40にデータがあります)(上記は複数回答アリの結果です)

家庭環境も多様化してきて、結果として子供が役割を担ってるという現状があります。
この辺りの事も相談員をやっている際に触れる事はありましたが、ここまでの現状があるとは思っていなかったので驚きました。
実際に自治体や学校側の認知も進んでいない現状もある様で、今後の動向が注目されます。

最後に、支援を行っている団体をご紹介します。
・精神疾患の親をもつ子どもの会 こどもぴあ
・京都市ユースサービス協会
・NPO 法人ぷるすあるは←アップされている動画、必見の内容でした!
・NPO 法人しぶたね


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今回の調査だけではより良い支援が見つからなかったので、今後もこの問題とは自分の活動を通じて向き合っていこうと思います。
まずは知る事、大切だと感じました。

今回の報告は以上となります!!