5月16日(日)の活動報告は気になった新聞の記事の事について書きます。
本日の産経新聞の記事に気になるものがありました。
「主張」のコーナーで「五輪批判で選手への攻撃は許せない」という強い語気で書かれていた記事です。
内容は、東京五輪参加が決まった選手に対してSNS上で、代表辞退や五輪中止を呼び掛けるメッセージが送られている事に対して、開催中止はIOCが決める事であって選手ではないため不当な圧力であり、かつ、オリンピック出場のためにずっと頑張ってきた選手の思いを踏みにじる残酷な暴挙だ、と書かれていました。
締めくくりは、参加を応援する人が居る事や、頑張っている選手を見守り支える寛容さが世の中にあってほしい、という事でした。
個人的な見解は、社会に溢れている不満の噴出先の1つになってしまった、という事を感じました。
人間には、人前での考え方・立ち振る舞い(建前)と、人が居ない所での考え方・立ち振る舞い(本音)があり、両者は同じとはかぎりません。
個人ごとに差があります。
それはSNS相談の業務に関わる様になった事で特に感じます。
匿名のSNS上では、個人が特定されない代わりに思い切った事が書ける。
そこに社会の表に出てこない不平・不満が現れます。
中には個人を自殺に追い込むような書き込みもあるため「そんな事をしたやつはけしからん!」という流れになりますが、それを禁止した場合それらの不満の行先はどこにあるのでしょう?
吐き出す先のない不満や怒りは時に無差別殺人などの事件として現れます。
そうしますと、適切に吐き出す場所が必要になります。
その様な事を思う時、自分たちの様な相談業務は大切な存在なんだな、という事を思います。
今回の内容について、今のところの自分には明確な解はまだありません。
ですので、今の自分の活動を通じてその答えを見つけるべく研鑽を重ねていこうと思います。
今回の報告は以上となります!!
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