人はその人ごとに持ち味が異なります。今回は人の生き方や人生に影響をあたえるドライバーについて漫画で示してゆこうと思います。
今回はドライバーとストロークについて解説します。

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「ストローク」
幼少期親から良い場合は褒められたりします。具体的には「よくできた」「あなたはいい子です」「~してくれてありがとう」など。逆に「この友達とは遊んではだめ」「何度言ってもあなたはだめ」などのマイナスのことばを投げかけられてしまいます。
これが子供に影響を与えてしまい何かしようとすると精神的にブレーキがかかったりします。これをストローク(禁止令)といいます。 ストロークやドライバーの影響が強すぎると、人の人生がくるってしまうことあります。逆に良い影響がその人によりよい導きを与えることがあります。

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「ドライバー」
ドライバーは幼少期に子供に与えられた影響のことです。
「~しなさい」「~であれ」と親から言われると子供の心に影響を与えて、それが大人になっても心の中に残ります。
それをドライバーというのですが、ドライバーが大人になった人の生き方に影響を与えてしまいます。
ドライバとは幼少期に親から与えられた「指示命令」を大人になっても実行しようとしてしまうのです。

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幼少期に、子供に与えられたストロークやドライバーは、大人になっても人に影響を与え続けます
なぜならストロークやドライバーは人の行動や意思決定に無意識の影響を与えるからです。これを人生脚本といいます。

結果として、人の人生を左右することになります。人は生きていると岐路にぶつかることがあります。例えば進学しようか就職しようか。あるいは結婚しようかやめまいかなどです。

このときに無意識の思考が人に影響を与えます。「~してはいけない」という意識が強いと、奨学金を得れば進学できたはずなのに進学できるチャンスを見送ったりするからです。この結果、就職を選んでしまい、自分のあこがれの職業につけないという悔いが残ることになるかもしれません。

人生脚本の結果は4つに分類されるといいます。「成功者」「平凡」「敗者」「破滅」です。上手に褒められた子供はその才能を伸ばそうと努力するようになり、自己実現欲求の強い人になります。また、「めだってはいけませんよ」と言われた子は普通の人になります。親から「お前のような子いらん」などと言われた子は存在を否定されているので失敗を繰り返し、警察のお世話になる人や周囲から迷惑に思われる人になります。さらに親からネグレクトをうけた子は破滅的な人生を歩むことがあるのです


アメリカの有名な女優マリリンモンローもそのように幼児期の影響を強く受けた人間です。漫画にしてみました。